栃木県日光市の山あいに、かつて「太陽の村」と呼ばれたキャンプ場がありました。
太陽の村は、施設として整えられた場所ではなく、
人の手によって少しずつ築かれてきた「村」でした。
子どもを想う人々の手によってつくられ、
子どもたちが自然の中で過ごし、育つ場所として大切にされてきた場です。
そこには、今の時代では得がたい「原体験」がありました。
しかし、2011年の東日本大震災以降、この場所は使われなくなり、
建物の老朽化や自然環境の荒廃が進んでいきました。
太陽の村は、誰か一人がつくる場所ではありません。
かつてそうであったように、
人の手と想いが重なり合いながら育っていく「村」です。
太陽の村 第二章は、
かつて教職員と地域の方々の手でつくられた
「太陽の村」を受け継ぎ、
再び子どもたちの原体験の場として
よみがえらせるプロジェクトです。
私たちは、それぞれ異なる立場や経験を持ちながら、
「この場所をもう一度、子どもたちのために開きたい」
という想いで集まりました。
① 原体験を手渡すこと
火をおこす、自然に触れる、仲間と過ごす。
そうした経験は、子どもたちの中に長く残り、生きる力となります。
② 人と人がつながること
子ども、保護者、地域、そして大人たち。
立場を越えて関わり合うことで、新しい関係性が生まれます。
③ みんなでつくること
完成された場所ではなく、
関わる人たちと共につくり続けていく場でありたいと考えています。
代表理事
宮里 耕太/Kota MIYASATO
(太陽第一幼稚園 元職員/株式会社えんのした 代表)
太陽の村で子どもと過ごすことを夢見て幼稚園に入りました。
しかし入職後、村は使えなくなってしまいました。
だからこそ今、
「あの場所で過ごすはずだった時間」を、
次の子どもたちに手渡したいと考えています。
理事
鈴木 寛子/Hiroko SUZUKI
(太陽第一・第二幼稚園 元職員/保育者)
人間は自然の中に身を置くと本能的に感覚が鋭くなります。
五感を通して感じることを幼児期にこそたくさんじっくり体験してほしいと思っています。
そして、その子どもたちの傍らに生活する保育士の皆さんにも
その実体験をぜひこの太陽の村で味わっていただきたいです。
私の大好きな太陽の村。訪れる皆さんにとって寛げる、
安らげる場としてこれからまた新たに耕してまいります。
理事
中島 宙紀/Hiroki NAKAJIMA
(太陽第一幼稚園 卒業生/元職員)
太陽の村で自然の美しさや尊さ、
それを仲間と分かち合う喜びを学んできました。
もう一度この場所に戻り、「新たな夜明け」を迎え、
再び子どもたちの五感をくすぐる場所をつくっていきます。
太陽の村 第二章は、まだ始まったばかりです。
整備も、運営も、これから一つひとつ積み重ねていく段階です。
だからこそ、
この村は「関わる人の数だけ意味が生まれる場所」になります。
つくる人、支える人、見守る人。
どんな関わり方でも構いません。
この村の一員として、ぜひ一緒に歩んでいただけたら嬉しいです。